さわさん、大切な方々の想いが込められた衣類を、
今も丁寧に受け継いでいること、
とても優しくあたたかな営みだと感じます。
亡くなった方の物は
「処分しなければならない」と思い込まれがちですが、
実はそうではありません。
それを身にまとったときに、
心が安らぎ、懐かしさやぬくもりを感じられるなら、
さわさんにとって必要な“心のお守り”なのです。
逆に、見るたびに悲しみやつらさが強くなるようであれば、
そっと感謝を込めて手放すタイミングかもしれません。
大切なのは「残すか捨てるか」ではなく、
「その品と今どんな関係を結んでいたいか」。
さわさんの心に従うことが、
最も正しい答えになります。