生きていれば、楽しいことより苦しいことのほうがずっと多いものです。
こんな思いをするぐらいなら、死んだほうがマシだと思う目に遭うこともあるでしょう。もちろん、「生きててよかった!」という瞬間もやってきます。それは日々の努力を、神様が認めてくれたご褒美=福運なのです。
しかし次の瞬間から、また新たな困難が始まります。神様がずっと福運だけを与え続けてくれないのは、この世が修行の場だからです。
たくさんの困難を乗り越えて人格と心の向上を図り、福運を授かる機会をたくさん増やすこと、そしてみごと天国へ成仏することが、この世での課題です。
楽して生きようなどと、人生を怠けていてはいけません。不幸な目に遭ったときほど、よい修行のチャンスと考えましょう。